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御室八十八ヶ所巡り

2019年(令和元年)624日(月)晴れ 23.8℃ 53% 御室八十八ヶ所巡り

 梅雨入り前の晴れ間、新緑が眩しい季節です。桜で有名な御室仁和寺の背後にある「御室八十八ヶ所巡り」のハイキングに出かけた。「御室八十八ヶ所巡り」は過去何回か登った記憶がある。最近では3年前の紅葉の頃に訪れた。新緑の季節は初めてだ。参加者は10名。

午前930分、阪急桂駅を出発し西院で下車。嵐電西院(さい)駅で嵐電に乗り換える。

嵐電は西大路三条から三条通りの路面を走る。島津製作所前を路面電車が走る光景は今も変わらない。三条工場の建物が新しく建て替わり周辺の風景が一変している。通勤していた頃が懐かしい。レトロな感じの嵐電は帷子ノ辻で北野白梅町行きに乗り換え「御室駅」で下車。御室仁和寺の山門が見えた。大きな山門は屋根の補修で足場で覆われている。昨年(平成30年)94日、大型台風21号の通過で山門の屋根瓦が飛ばされ被害の大きさに驚く。山門を潜りトイレ休憩。仁和寺境内を金堂に向かって歩く。中門を行くと左側に遅咲きの御室桜で有名な「御室桜園」がある。毎年4月中旬ごろ、御室桜が見ごろになると大勢の花見客で賑わう。深緑の季節は人影も少なく、深緑の境内を歩くと緑風が清々しい。桜やカエデなど深緑の青もみじの中に五重塔が聳えていた。

 西門から出て100㍍ほど行くと一番札所霊山寺があり此処から御山めぐりのスタート。

本来の四国八十八ヶ所霊場は、阿波、土佐、伊予、讃岐と四国を巡り、全行程三百余里(1450㎞)、徒歩だと50日ほど掛かるとのこと。この行程が「御室八十八ヶ所」では3㎞に短縮されている。それぞれのお堂は四国にあるミニチュアという趣向で名前がついており本尊が納められている。

 一番札所の霊山寺から順に杉木立の間に建つ小さなお堂にお賽銭を入れながら巡る。約30分で23番札所薬王寺があり視界が開け双ヶ岡が見える。ここから樹林帯を登るとパット前が開け太師像が姿を現す。33番札所雪蹊寺だ。これより明るい尾根道を歩くと「成就山頂上」の立札があり48番札所西林寺に着いた。238㍍の頂上からの見晴らしが良く愛宕山の眺望が素晴らしい。丁度12時、ベンチが用意されており此処で昼食休憩をする。嵐山から松尾山の眺望を楽しみながら休憩していると小型無人機(ドローン)持った男性が登って来た。「ドローンを飛ばしているのですか」と話し掛けると気安くドローンをセットして飛ばしてくれた。青空の上空に小型無人機ドローンが舞い上がる。凄ーイと歓声が上がる。 

 暫くドロー飛行を眺めて楽しんだ後、50番繁多寺から51番石手寺まで歩く。南東の方角に京都市街の絶景が広がり、白い灯台の様な京都タワーが望めて感動する。53番札所円明寺に行く道は最大の難所で岩が露出し鎖が設けてある。鎖を握り難所を過ぎるとつづら折れをどんどん下る。65番三角寺辺りは少し開けており、神社や人家が建っているが住んでいる気配がない。この辺りはカエデの深緑が生い茂り青もみじのトンネルを歩くと涼しげで心地よい。3年前の秋に来た時はカエデの紅葉が真赤に染まっていた。

 この辺りまで下ると3年前、巡礼者の転倒事故を思い出す。紅葉の頃76番札所金倉寺から石段を下る際、母娘(おやこ)連れの巡礼者の母親が石段を踏み外し転倒する事故に遭遇した。その時、前を歩いていた井上さんが携帯で救急車を呼んだ。やがて救急隊員が到着し、母親が担架に担がれ、88番札所大窪寺前で待機していた救急車に乗せられ病院に搬送された。当時53歳の母親と知ったが無事回復されているだろうかと思いやる。そんなことを思いながら、88番札所大窪寺着く。何はともあれ皆さん無事に88ヶ所巡出来たことを感謝した。結願のお礼を込めて、お賽銭を(矢部さんから預かっていた分88円と合わせて)賽銭箱に入れて手を合わせた。午後2時10分、仁和寺西門まで戻ると床机が有り座って休憩する。今日は梅雨入り前の晴れ間に恵まれ「成就山山頂」では小型無人機(ドローン)の飛行が見られるハプニングがあり、双ヶ岡や愛宕山から松尾山の眺望が楽しめて良かった。仁和寺境内の深緑の青もみじの参道を歩き山門前で解散。市バスと嵐電に別れ帰途についた。(2019.06.24 三宅記)

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